果たされたミッションと新たな課題

みなさんどうもどうもでございます。

 

 

 

 

前回のブログ、サッカーについてなーんにも触れずにただただ連覇に対する感想を綴っただけの記事になっちゃったので

 

 

ちゃんとした(してるとは言ってない)サッカーっぽいことを書いて行こうかなぁと

 

 

てなわけで早速。れっつらごー

 

 

 

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最後にちょっと宣伝あるからそれも見てね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

攻守の同一化

 

サッカーにおいては一見当たり前のことに見えるこの言葉ではあるが、それを実践できてるチームは数少ない。

これを高い次元でできたのが今季のフロンターレだと

 

常にボールを握ることで主導権を確保するため、また、カウンターからの失点を未然に防ぐため、ロスト後にすぐさまボールを奪いに行く。奪いきったら、いけそうならそのまま相手ゴールへと襲いかかり、無理だとしても最終ラインや中盤で1度作り直してからチャンスを作りに行く。

 

これを昨シーズンよりも徹底したことが連覇に繋がったんだなぁって思います。

 

現に、敵陣で奪ってからのゴールが32終了時点で昨シーズンの2倍に。ショートカウンターの本数も昨シーズンに比べてとても増えた印象だ。

 

 

また、ロスト後すぐに奪い返すことはもちろん守備にも影響している。1試合あたりの被シュートは昨年の12.1本から9.1本に、また、被チャンス構築率は10.2%から7.9%へと、どちらも大幅に減少させてリーグトップに。そもそも相手に攻撃をさせないことで失点を減らし、今シーズンは32節が終わりましたがなんと26失点。目指せ失点20台フィニッシュ!

 

 

 

 

怪物ルーキーの台頭

 

もはや隠す必要もありません。流経大から今季加入したベテランの風格すら漂うMF、守田です。今回の代表にも追加とはいえ召集されましたね。

低い位置でボールを回収し、ビルドアップに参加したと思えば機を見て相手の裏を突きに行く。しかもこれをかなり高い安定度でこなすんだからもう凄い。

しかもこの1年でほんとに成長したと思います。最初は「あ、もしかしたらネットからポジション奪うかもな」ぐらいの感じだったけど、今ではフロンターレには欠かせない選手に。相手にプレスをかけられても落ち着いて外し、また、腰の強さが尋常じゃないので体をぶつけられてもそうそうバランスを崩さない。

 

憲剛や僚太、ネットとは違ったパスを持っている彼のおかげで、フロンターレの攻撃はより多彩になったと思います。

 

 

そして何よりも彼がスタメンに固定され、クオリティもより上がってきた夏以降、大島がゴール前に飛び出していく機会がめちゃくちゃ増えたと思います。

それこそ清水戦や、神戸戦のゴールなんかは象徴的でパス交換の中で飛び出して点を取る、ネットとのコンビの時はなかった形だと思います。

 

 

 

 

更なる進化を遂げる2人の天才

 

 

今シーズンのフロンターレでMVP級の輝きを見せた中村憲剛家長昭博。彼らがここに来て選手としてさらにスケールアップしたのも連覇にあたって鍵になったなぁって思います。

憲剛はとにかく前からのプレスに行くようになったなぁって。上に書いた「攻守の同一化」において、彼と悠がファーストディフェンダーとして激しくプレスに行ってくれたのはほんとに後ろからしたら楽だったと思います。もちろん今まで通りパスは相変わらずの変態っぷり。むしろより変態になったような気もする。

 

家長はアタッカーとしてより完成度の高い選手に。簡単には倒されない体幹の強さ、ドリブル、ラストパス、シュートとどれをとっても文句無し。神戸戦のゴールなんかめちゃくちゃ難易度高いシュートなのに簡単に決めちゃうし、名古屋戦の大久保へのスルーパスもえげつない。アリバイプレスは相変わらずだけど、それでも昨シーズンよりもちゃんとしてる気がする。終盤の時間の使い方も上手く、6G7Aの数字以上にチームに貢献してる選手だと思います。

 

間違いなくこの2人が今季の川崎を牽引してくれたと思います。

 

 

 

要所で意地を見せたサブ組

 

結局昨シーズンからの主な変更は中盤の構成ぐらいだけど、要所要所でサブ組が意地を見せてくれたのがほんとに大きかったなぁって思います。

特に下田北斗、鈴木雄斗、あとはここに入れていいか分かんないけど登里享平

 

下田は大島や守田の不在時に試合に出ると、どちらと組んでも満足のいくプレーを見せてくれた。さすが湘南仕込みと言ったところだろうか、やっぱ走れてた。鈴木は主にクローザーとしての起用だったが、ハイライトはアウェイでの柏戦。アディショナルタイムにチームに勝ち点3をもたらす貴重なヘディング弾でネットを揺らした。

登里は言うまでもなく、車屋が欠場したりCBで出場したりとサイドで試合に出ない時の出場となったが、攻守ともに安定していたと思う。もっとも車屋とは良さが違うので単純比較はできないけど、スタメンでもおかしくないと思った。なんならこの選手をサブに置いとくなんて贅沢な気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

と、こんなが鍵となってあって連覇できたよなぁって思います。

 

さあ、ここから先は3連覇に向けての課題です。

 

 

 

 

理論化されたすぎた中盤

 

「守田の台頭によって、中盤がより理論化された構成になった」と、どっかの試合の時に戸田さんが言っていましたが、もちろん弊害もある訳でして。

確かに緻密なチームにはなったけど、意外性が無いというか。その理論を潰されたら何も出来なくなるというか。

例えば、相手に詰められた時に大胆なサイドチェンジがあるかと言われればそうでは無いし、タラレバになってしまうけどもしかしたらこないだのセレッソ戦もそれをできる選手がいたら違った結果になったかもしれない。

 

そう、ネットの移籍ってめちゃくちゃデカいんですよ。

 

たしかに守田の方が安定度はあるし、ちゃんと中盤でバランスを見ることも出来る。守備強度も遜色ない。ただ、こういった相手の意識の穴を突くようなプレーはあんまり見られなかったんですよね。まあ、1年目なんでまだまだこれからに期待です。

 

 

もちろんこれに限らず、緻密さの仲により大胆さを取り入れたチームを作っていく必要があると思います。そこは鬼木さんの手腕になってくるので、とりあえず頑張ってほしいです。

 

 

 

 

重なったセットプレーでの失点

 

はい、これシーズン中ずっと言われてたことだと思うんですけど、結局ここまで改善される気配はありませんでしたね。正直許し難いです。

多分セットプレーだけで半分以上失点してるんじゃないの?チーム内でどういうルールで守備をしているかは知らないけど、とりあえず整備してください。ここをある程度減らせればワンチャン20以下でシーズン終われたかもしれないのに。

 

 

 

 

スタメンを脅かす存在

 

はい。特別付随して言うことはないですが、もうちょい頑張ってくれ。スタメンを奪いに行ってくれ。その椅子は譲ってもらうもんじゃねえ。実力で奪うものだ。

 

 

 

 

 

 

 

っとまあこんな感じですかね。もちろんあら捜しをすればまだまだ出てくるんだろうけど、そこまでやる気は起きません。

 

 

 

まあ、そんなこんなで無事連覇しましたし、残りの2試合は王者にふさわしい試合を期待したいです。目指せ失点20台フィニッシュ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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