それでも"ヤツ"は裏切らない

どうもおはこんばんちょ。

僕です。

 

8日間で3ゲーム。ホームの広島戦からはじまり、それぞれ中2日と3日で浦和、鹿島とどちらも関東(鹿島が関東とは言ってない)とはいえタフなアウェーでの連戦でしたね。3試合全部行ったフロサポの方、ほんとにお疲れ様でした。

僕は浦和戦の日に間違ってバイトを入れてしまいました。無能ですね。

 

そんなわけで鹿島に行ってきました。一年ぶりの国外遠征でしたけどもまあしんどい。

 

朝も比較的ゆっくりだったし土曜だから椅子も座れたしで、何か特別しんどいことがあるかって言われたらそうでもないんだけど、とりあえずしんどい。

遠すぎ。

鹿島スタが川崎まで来い。

 

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そんなわけで電車を乗り継いで開門に少し遅れてスタジアムまで着いたんだけど、まあ寒いこと寒いこと。

 

長袖T、パーカー、ジージャンと重ね着してるのに日陰に入るとめちゃくちゃ寒い。

 

 

ただそんな中だからこそなのか知らんけど、やはりモツ煮だけは味方だった。生憎写真を撮り忘れてしまったけど、アレはぜひとも日本に持ち帰るべきだ。

 

え?鹿島は日本だって?

 

そんなの知らないなぁ

 

まあそんなこんなで一緒に見ている人たちと色々密輸しつつ談笑してたら

 

 

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いや、ピクニックじゃないんだから。

 

でもめちゃくちゃ美味かったんだからしょうがないじゃない。

 

選手アップの時間が近づくころにはさすがに席に行ったんですけども

 

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なんだこれは!!!

 

見やすい!

どっかのTo Do Rock in stadium とは大違いだ!

 

というよりもこの書き方するとすごいオシャンに見えるな。スタンドはメイン以外クソだけど

 

そんなこんなでいざ試合へ

 

 

苦悩の圧

 

連勝で迎えたフロンターレ、スタートは

   小林

阿部   脇坂   家長

       大島 田中

車屋 谷口 山村 守田

            新井

 

の4-2-3-1

 

スタートこそセーフティにボールを蹴り、相手に拾われることが多かったけども、田中が参加する最終ラインでの数的優位を活かしてボールを持ち出す。

 

ただ、鹿島もとてもコンパクトに4-4-2のラインを引いており、中盤で良い形でボールを持てない。なにより中盤のレオシルバと永木がヤベェ。なんだよあいつら。

 

家長がそこに顔を出すようになるとだいぶ中盤も落ち着くけどそれでもなかなかうまくいかない。それに対してさらに狭めてくる鹿島。といった図が続くと、今度は山村や谷口から、高い位置を取った両サイドバックにフィードが出る。浦和戦でも見られた形だ。

 

鬼木さんが最初からこれをやろうとしてたのかはわからない。ただ、ここからいい形になりそうな雰囲気だけはあった。

ボールが入るとパス交換からハーフスペースの深い位置を狙うが鹿島の対応も早くなかなか攻めきれない。

 

ただ、ロストした後が早いのが川崎。

左サイドでのロストを大島がすぐさま回収すると小林→家長とつないでシュート。

これはブロックされるがチャンスを感じさせた。

 

その後はビルドアップでのミスからシュートまで持ち込まれたりと、最後の10分間が30分ぐらいに思えるようなしんどい展開で前半終了。

 

まあ中盤がめちゃくちゃ窒息してた。それに家長がサポート入れば前のバランスを取るために小林や阿部もズレるから攻撃するのにどうしても人数が足りない。もちろん連戦の疲労もあるんだろうけど、糸口が見つからなかった。

 

王者の戦い

 

ハーフタイムを挟んで迎えた後半だが、修正するどころか最終ラインに対しての圧力が強まったのと、相変わらず中盤が窒息してるのもあって全く前に進めず、ボールを取ってはクリアし、また拾われるというような前半がそのまま続いているような戦いを強いられた。

50分にはクリアを最終ラインに拾われると、土居に裏を取られ、走り込んできたセルジーニョに合わせられてあわや失点のピンチを迎えるが、これは車屋が身体を張ってクリアして事なきを得た。

 

56分には、完全に消されていた脇坂に変えて長谷川を投入し、2列目を左から長谷川、家長、阿部の並びに変えて、中央を活性化させようとする。

 

するとこれが的中し、そのあとは少しずつであるが相手を押し込んでいくが、なかなかチャンスには繋がらない。

60分、家長が右のハーフスペースでフリーキックを獲得し、これをそのまま中に送るとファーサイドで山村が古巣相手に叩き込んで先制に成功する。

 

70分には、相手のコーナーキックを新井が前に弾き、それを阿部→守田と繋ぐと、守田から右サイドを上がっていた小林にロングフィードが通る。そのまま小林がシュートまで持ち込むも、このシュートはポストに弾かれるが長谷川がきっちり詰めて2-0とリードを広げる。

 

ルヴァン杯同様、苦しい中でセットプレーとカウンターからゴールを決めた。

 

その後は遠藤が入った相手右サイドから幾度となくゴールを脅かされるが、多少の運と新井を中心にした守備陣の踏ん張りで最後までゴールを割らせず試合終了。

 

タフな3連戦をしっかりと3連勝で締めくくった。

 

この試合のMVPは山村だろう。古巣相手の決勝弾はもちろん、守備では裏への対応は少し弱さを見せたが空中戦、地上戦ともに相手アタッカー陣に大きな自由を与えず、攻撃ではロングフィード、ビルドアップ共に大きな存在感を放った。

 

 

負けられない戦い

 

アウェーでの鹿島相手に無事勝利を納めたが、東京、横浜ともに勝利したためリーグ優勝はかなり絶望的になった。

それでもまだACLのチャンスはわずかに残っている。リーグ優勝も完全に潰えたわけじゃない。

 

次節は両レースのライバルでもある横浜を等々力で迎え討つ。消して簡単な相手ではないが、代表ウィークを挟むとは言え念願のカップ戦タイトルを手にし、この3連戦を全て勝利で乗り切った勢いそのままに、しっかりと倒していきたいところ。

 

絶対に奴らにだけは負けられない。順位表だけでは語れない戦いがそこにあるのだ