妄想狂奏曲~2020夏~

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

J1リーグの再開まであと1ヶ月を切って、皆さんどうお過ごしでしょうか?

自分はこれといって変化はないんですけど、まあ緊急事態宣言が出てた頃よりはだいぶ外に出るようになりました。

長い長い中断を挟んで、まもなく再開されるJリーグ。十分に想定されることではありますが、鬼過密日程になることが推測されます。そこで大事になるのが夏のオペレーション。海外移籍や2種登録、若手のレンタルなどなど考えられますが、勝手に妄想していきます。そういうのが苦手な人は今すぐブラウザバックして、どうぞ

 

現状把握

まずは現状のスカッドから。ルヴァンカップ清水戦とリーグ鳥栖戦での起用、適性とかを自分なりに考えると恐らくこのような序列と推測

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宮代の右ウイング起用はルヴァン限定かもしれないけども一応そこにも入れておいた。齋藤は両サイドどちらでも求められるタスクはこなせるだろうし、車屋はCBでもSBでもハイレベルなプレーができる。山村は本職(?)である中盤での起用も想定。中村に関しては全く想定できないので入れなかったが恐らくインサイドスーパーサブ的な役割だろうか。昨シーズンまでで数的不利時に見られたアンカー起用も可能性はあるだろう。先日、2021シーズン加入が内定した橘田は2種登録をする方向だそうで、括弧書きではあるが加えておく。

オプションとして昨シーズンまでの4-2-3-1も持っているだろうが今回は割愛したい。

個人的には山村をどのように扱うかは気になるところではある。正直、今季のラインの高さを考えると山村の足では最終ラインの裏のスペースをカバーしきれるとも思えない。最もGKに機動力のある選手を置けるなら話は違うが、残念ながら我が軍の守護神はそうでは無い。そうなるとジェジエウ欠場時は現状では車屋-谷口で組むのがベターだろうか。そうなるとアンカーでの起用が考えられる。今年も谷口には労働基準法を無視してもらう必要がありそうだ。

A契約枠に関しては、自分の解釈が間違ってなければ背番号順に

鄭、ジェジエウ、谷口、守田、車屋、ダミアン、小林、山根、中村、長谷川、マテウス、齋藤、下田、藤嶋、丹野、旗手、山村、家長

の18人とだいぶ余裕がある。

https://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/br20.pdf

 

売りオペ

便宜上「売る」と書いたが、実際我が軍がそんな悠長に選手売ってる余裕を持っているかというとそんなことは全くない。大島、登里のシーズン途中の負傷離脱(これは毎年お約束)、過密日程による疲労も考慮しないといけない。また、2試合の傾向からして恐らく前線の体力消耗は相当だ。そうなると前線もターンオーバーを敷く上でこれだけの枚数が必須になるだろう。

その中で放出があるとすればまずは田中の海外移籍だろうか。昨シーズンの活躍を考えるとエールディヴィジ辺りから声がかかっていてもなんらおかしくないだろう。兼ねてから海外志望を口にしているので、それなりのオファーがあれば移籍する可能性は高いと見る。

橘田の加入で心配される原田の進退だが、少なくとも今夏の放出はないと考えている。高卒選手なのでプロ入り3年間まで過ごしてくれればHG選手になれるし、何より橘田も今年1年は大学サッカーの活動もある。2種登録したとしても実質的には戦力にカウントしない方がいいだろう。そうなると原田を放出してる余裕なんぞ一切ない。

むしろイサカのレンタル放出の方が可能性は高いとみている。同期である三笘、旗手に比べてかなり後手を踏んでいる印象で、能力、立場もそれなりに差があるだろう。そう考えるとJ2にレンタル移籍をして出場機会を積ませるというのも考えられる。なによりJ2はJ1以上の過密日程が想定されるため、そこからの引き抜きは難しいのでは無いだろうか。

 

スカッド拡張

さて、今度は補強の話に入る。まずは実質的な補強として中村の復帰がある。とはいえ彼も39歳。これまで以上に走力が求められるだろう今シーズン、やはりスーパーサブ的な起用になるだろう。そうなるとインサイドの枚数は十分だろう。田中が抜けたアンカーは守田と、前述の理由から山村で回すと推測。そうなると補強ポイントは「機動力のある右CBのバックアップ」となるだろう。谷口も決して遅いわけではないが、やはりジェジエウほどのカバー範囲は持っていない。もちろんジェジエウが異次元だというのもあるが、そこまでとは言わずともそれなりに速さのあるらCBの補強は必須だろう。登里の怪我の可能性も考えると車屋を常にCBで使えるとも限らないので尚更だ。

個人的にここには広島の井林章を推したい。

最初は高さがありカバーリングができる選手かつ、J1でもやれそうな選手ということで清水の立田悠悟と柏の大南拓磨を考えたが、それぞれユース出身とこないだの冬の加入ということで獲得まで行ける可能性は低いだろうと判断。

先程あげた3つの条件の中で削るなら高さだろうと考え、また、加入後一年以上経過、出場機会の少なさ、ビルドアップ能力等を考慮した結果だ。

179cmとCBとしてはかなり小柄だが、特別に空中戦が弱い訳ではなく、機動力は高いわけではないが、ポジショニングが上手いためカバーリングも問題ないだろう。最悪裏に蹴られてもボールが落ちる前にヘディングで弾いてもらいたい。ロティーナが率いるヴェルディでプレーしていたこともあってビルドアップも問題ないだろう。現所属の広島では野上、荒木の後塵を拝する形になっている。正直そこで腐らせるには勿体ない選手だと思う。何よりヴェルディ時代に畠中、平の尻拭いを散々してた選手だ。全く問題ないだろう。谷口が欠場時にはDFリーダーを任せることもできる選手というのも大きい。

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まとめ

ここまでの話をまとめるとスカッドは以下のようになるだろう。

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前線のダブついてる感じはあるが恐らくこの枚数でそのまま行くだろう。とくにウイング陣はそれぞれ特徴が違うのでこれだけ抱えていてもなんら問題は無いと考える。

上にあげた通り田中が移籍、井林を獲得できた場合を想定してる。GKに機動力のある選手を、とも思ったが現状で4枚いることを考えればその可能性は無いだろう。

また、井林の加入により山村のCB起用の可能性は除外した。ただ、井林が加入したところで恐らくは昨年までと同様に、大きな欠点の無い谷口を中心にCB陣は回していくだろう。正直谷口はそれぐらいの存在だ。

怪我から復帰をする中村は左のインサイドに置いてみた。右でも良かったが、相馬政権下、風間政権下では左のアタッカーでプレーすることも度々見られたため、左のバックアップが下田しかいないことも含めてこちらにした。毎年「1番上手い」を更新し続けるレジェンドのさらなる進化に期待したい。

何故か毎年野戦病院化する我が軍だが、これだけの枚数が揃っていれば恐らくは大丈夫だろう。いや、大丈夫と信じたい。

 

この上でキーマンになるのはやはり両ウイングだろう。一応長谷川、家長がベースと想定してはいるが、どちらともバックアップにも実力者を抱えている。とくに右は家長も満足というわけではなく、誰がスタメンになってもおかしくないだろう。両ウイングがどれだけ前を向いて相手のSBに仕掛けられるか、そしてそこを制することができるかに左右されるだろう。

無論、新しいことに取り組んでいる1年だ。全てが上手くいくとは一切思っていない。ただ、Covid-19の影響で今年は降格無しとなるため、来季に向けての基盤を作りつつ、この大変な状況に対してクラブ名の由来でもある最前線で戦う、というのを結果で示してほしいところだ。

 

 

 

fin.