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どうもこんにちは!

 

 

 

代表ウィークが終わり、久しぶりのリーグ戦。勝ち点で単独首位に立ってから初めてのゲームですが、相手はW杯で優勝したこともあるイニエスタポドルスキを擁するヴィッセル神戸

 

 

 

 

両チームボールをより握り、相手に対して優位性を保ちながら試合を進めるいわゆる「ポジショナルプレー」を採用していて、非常に見応えのある試合でした。

 

 

 

 

 

前半、立ち上がりから神戸は川崎のビルドアップに対して落ちたボランチに必ず1枚付けて最終ラインに対して圧をかけて中央のルートを封鎖すると、川崎は両サイドを経由した組み立てを強いられ、プレッシングに引っ掛けて自陣でロストする場面がチラホラと。しかし11分、相手のロングフィードをカットしてショートパスを繋いで右から左へと展開すると、ボックス脇で受けた知念が中央にいた登里に折り返してシュートを放つ。シュートは枠を外れるもののそ飛び込んだ大﨑がアフターでチャレンジする形になりPKを獲得すると、これを小林悠が2本ぶりに成功させて川崎が先制する。

しかしその直後、再び自陣でボールを引っ掛けると空いていたワイドレーンに展開されてクロスをあげられる。これはクリアするもののセカンドボールをイニエスタに拾われて縦パスをいれられ、ポドルスキが頭で折り返すとこれが起因してオウンゴールで同点に追いつかれてしまう。

その後も神戸のプレッシングに悩まされ、また、アンカーの選手を捕まえきれず、次第に神戸にボールを握られて苦しい展開に。その中でもカウンターから家長、齋藤を起点にチャンスを作る。

そんな試合展開が続くと28分、左ハーフスペースでイニエスタからのリターンを受けたポドルスキがワンタッチで中央に送ると、これを受けた古橋が反転から右足を振り抜くと、ソンリョンでも届かないコースを通ってネットに突き刺さり、神戸が逆転に成功する。

 

攻勢に出ざるをえなくなった川崎は、右サイドにいた家長を2列目の真ん中に、最前線にいた小林を右に回して4-2-3-1に変え、相手のアンカーを見れるような布陣を取り、中央での優位性を確保しにいく。

しかし34分、アーリークロスをクリアされてカウンターを受けると、右45°の角度で三田がフリーで左足を振る。このボールは芸術的な弧を描いてゴール左隅に吸い込まれ、2点差に。

 

あとが無くなった川崎ですが、先程のシステム変更が功を奏して中央でボールを握れるようになり、左サイドからの攻撃が機能するようになる。

すると43分、右サイドからのスローインを受けた大島がボックス内まで運んで中央に折り返すと、これを家長がワンタッチで流し込んで1点差に詰め、前半を折り返す。

 

ハーフタイムにはDJ KOOさんによるEZ DO DANCEのパフォーマンスがあり、川崎サポの熱量は一気にあがる

 

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後半、立ち上がりからボールを握れた川崎は齋藤を起点として左サイドを攻略しにかかる。すると、その齋藤のクロスから小林がヘディングで合わせるがこれはキーパー正面。

すると64分、神戸がプレスをかけてあいた中盤の裏のスペースで家長がボールを受けると左を走ってきた齋藤に。カットインを警戒していた相手DFに対して縦に仕掛け、左足でシュートを放つと、ファーポストギリギリのコースに飛んでネットを揺らし、待望のリーグ戦初ゴールで再び同点に。

このゴールで等々力には完全に「いける」という空気が流れ始める。

さらに69分、ショートパスを繋いで相手を揺さぶって右に展開をすると、エウシーニョ、家長、大島が絶妙なコンビネーションでサイドを崩し、最後は小林からのリターンを受けた大島がキーパーとの1対1を流し込んで逆転する。

さらに75分には右サイドで抜け出したエウシーニョがキックフェイントでDFを交わすと、飛び出してきたキーパーの股を抜き、今度は2点リードに。

その後もチャンスを作り続けるもなかなか決められず、スコアは動かずにタイムアップ。

 

 

先に行われていた清水-広島の結果を受け、2位との勝ち点差を4に広げる非常に大きな勝利を収めました。

 

 

 

なによりもこの試合では2点差を逆転して勝てたのがほんとに大きいと思います。

 

 

残り4試合、早ければセレッソ戦で優勝が決まるかもしれませんが、残りの試合に向けて弾みをつけられる勝利になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

連覇という、とても厳しく険しい道をここまで突き進んできたチームに再び栄光があらんことを